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熱中症を予防するためには?水分補給は何分おき?

ダントツかけっこ塾は屋外でのかけっこレッスンも行っております。熱中症予防をして楽しくかけっこを学びましょう!

熱中症とは

熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節 機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、 救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、 周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。

厚生労働省|熱中症予防のための 情報・資料サイト

特に子どもは大人と比べて地面に頭が近く、また体温調節の能力が発達していないこともあり、より気を配る必要があります。

熱中症予防のためにこまめな水分補給を!

熱中症予防に「こまめな水分補給を」とよく言われていますが、では「こまめ」ってどれくらいなんでしょう??

「こまめに」ってだいたい何分?

目安としては、のどが渇いていなくても30分に1回は水分補給をした方が良いでしょう。涼しい室内にいる場合も水分補給は大切です。また暑い屋外や運動中は15分に1回くらいでの水分補給を心がけましょう。

なぜかというと、口から入った水分が身体に吸収されるまではおよそ30分ほどかかります。のどの渇きは身体の中の水分が少なくなっているSOS。「のどが渇いたな」と感じてから水を飲んでも、身体に水分が行き渡る前に危険な状態になってしまう可能性があります。また一度にたくさん飲んでも汗や尿となって身体の外に出てしまうので、定期的に水分をとることがとても大切です。

プールや水遊び中も水分をとりましょう!

水の中にいても身体の中の水分は失われていきます!

身体が濡れていることで涼しく感じたり、汗をかいたことに気が付きにくいため、水分補給を忘れてしまいがちです。水遊び中は特に意識して水分をとるようにしましょう。

水の飲みすぎはダメって本当?

汗をかくと血液の中にある塩分(ナトリウム)が失われていきます。

たくさん汗をかいたのに、塩分の含まれていない「ただの水」しか飲んでいないと、血液の中の塩分が足りなくなっていき、けいれんや吐き気、頭痛などが起こる場合があります。

スポーツなどで汗をかいた場合には、スポーツドリンクなど塩分が含まれている飲料や手軽に塩分を補給できるおやつ(梅干し、塩飴、塩タブレットなど)を一緒に食べると良いでしょう。また短時間で大量の汗をかいた後などは、体液に近い成分の経口補水液(OS-1)で素早く水分と塩分を補給することがおすすめです。

熱中症予防に首と手のひらを冷やそう!

熱中症予防に首を冷やすグッズがたくさん出ていますが、なぜ首を冷やすと良いのでしょうか?

なぜ首を冷やすの?

熱中症予防のためには身体の「中」の温度を下げることが大切です。一般的に熱中症予防に冷やすと良いといわれている部位は太い血管がある場所、血流が多い場所です。血管を冷やすことで温度の下がった血液が身体中をめぐり、体温を下げる働きをしてくれます。

首は太い血管が身体の表面に近い場所を通っているので、皮膚の上からでも身体の中を冷やしやすいという特徴があります。

手を冷やすと熱中症予防ができる?

手の平には体温調整をする血管(AVA血管)があります。AVA血管がある部位を冷やすことで体温を調整する働きを助けます。また手首にも太い血管があるので、手のひら~手首やひじにかけて冷やすとなお効果的でしょう。

手の平を冷やす方法はいろいろありますが、水で手を洗うことでも熱がとれるので、手洗いは熱中症予防と感染症予防にもつながるといえるでしょう。

またAVA血管は足の裏にもあるので、自宅にいるときは水をはった桶で足湯などもおすすめです。

冷たくしすぎはダメ?

氷や保冷剤を直接首や手にあてると冷えすぎて血管が収縮し、かえって血流が悪くなってしまう可能性があります。だいたい15℃(体感で「ひんやりして気持ちがいい」くらい)の水や濡れタオルなどで冷やすと良いでしょう。

お腹が空いていると熱中症リスクが高まります

ご飯を食べなかったり、お腹が空いていると熱中症のリスクが高まります。特にお昼ごろは気温も高く、昼食を食べずに外遊びや運動をしていると体調を崩してしまう可能性があります。

運動する前にご飯を食べよう!

日中(特に12時~14時ごろや夕食前)に運動をする予定がある場合は、運動をする前に昼食や軽食をとるなど、食事の時間を調整することがおすすめです。食べる量や体質にもよりますが、遅くても運動の1時間前には食べ終わっていると良いでしょう。

直射日光から身体を守る格好を!

日中の屋外で運動をする場合は、帽子など直射日光から身体を守るアイテムを身につけましょう。服は風通しがよく速乾性のある素材を選ぶと熱がこもりにくくなります。また日焼け止めクリームには熱中症を防ぐ直接の効果はありませんが、皮膚の炎症を予防することで間接的に身体が火照りにくくなります。

参考リンク

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